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F☆☆☆☆相当製品 色はクリアのみ(艶・半艶・2分艶の3タイプ)撥水性◎、耐候性◎、化学添加無

木守り専科 天板仕上げ+反り抑制 リーフレットダウンロード

基本性能
製品仕様
測定試験データ
食品衛生試験データ
重要な事項
使用上の注意

高機能木部塗料「天板仕上げ+反り抑制」は、植物油に植物性シリカを配合
“銘木”を使った天板に塗ることで、伸縮、さらに難題である“反り”を抑制

『木守り専科 天板仕上げ+反り抑制』は、亜麻仁油等の植物油をベースに植物性シリカを配合した高機能木部塗料です。
“銘木”を使った天板の伸縮や反りを抑えるために、今まではウレタンや石油系合成樹脂塗料が用いられてきました。しかし、これらは環境や人体への安全面が疑問視されています。本製品では、植物油+植物性シリカの配合により、天板の伸縮や、さらに課題である“反り”を抑制し、高い安全性も実現しました。

★機能性について

本製品を天板全面に塗ることで、自然の塗膜を形成し、湿気等による木の吸湿・放湿を抑制します。これにより、天板における課題であった伸縮や、さらに難題である“反り”を抑えることを可能にしました。
また、植物性シリカの効果により、従来の浸透型塗料と比べて、撥水性・耐熱性・耐傷性の性能が向上し、抗菌効果も付加しました。

★安全性について

本製品は自然素材からできており、2020年に食品安全の国際基準化に向け改正された食品衛生試験にも合格した塗料です(食品分析センターでの試験)。
そのため、料亭・飲食店をはじめ、ご家庭でも安心してご利用いただけます。

岩手県林業技術センターの調湿変形試験後に、社内暴露試験にて反りの度合いを確認した写真
▲岩手県林業技術センターの調湿変形試験後に、社内暴露試験にて反りの度合いを確認した写真
(短辺を真上から撮影)

色はクリア+3種類の艶タイプ。過去に塗装した箇所も上塗り可能

色はクリアのみで、「艶・半艶・2分艶」の3種類のつやタイプに分かれています。お好みのつや感に合わせてタイプをお選びください。
過去にU-OIL・木守り専科や、他社浸透型塗料を塗装した箇所への上塗りが可能です。
また、着色を希望する際は、当社U-OILを塗装した上から塗装を行ってください。
※浸透+自然塗膜を形成する塗料のため、ウレタン等の塗膜を形成する塗料で施工した箇所への塗装はできません。

3種のつや感の違い
▲各つやタイプで仕上げた塗装面です。(2回塗り+ふきとりなし)
仕上がり比較用の3種類まとめたサンプルもございますので、ご用命の際はホームページよりお問い合わせください。

天板の“反り”抑制効果について注意事項  ※必ずご確認ください※ 

本製品は上記結果のとおり、天板の“反り”を抑制する一定の効果があります。しかし、あくまでも一定の抑制効果であり、“反り”を完全に防止するものではありません。
また、両面全てを塗装(2回塗り+ふきとりなし)することで、“反り”を抑制する一定の効果を発揮します。片面塗装や、ふきとり塗装の場合は、抑制効果が発揮しません。予めご注意ください。

製 品 仕 様
作業性ポイント
「作業性」は、速乾性、密着性に優れ、さらに塗料の延びがよく、1リットルあたりの塗り面積が広いです。
天板の“反り”を抑制(※1)する他、次の効果が期待できます。
(※1) 天板の“反り”を抑制する一定の効果には、最低でも「2回塗り+ふきとりなし」の塗装を必ず行ってください。
効 果
反り抑制/撥水性/耐油性/
防汚性/耐熱性/耐傷性/抗菌性
用 途
木製天板(1枚板・幅はぎ材・集成材)・
木製家具・木製建具等
成 分
精選亜麻仁油、紅花油、松系天然樹脂、植物性シリカ、非石油系乾燥剤
内 容 量(各容量の塗布可能面積/2回塗りの目安)
500ml(4~5㎡)
1L(8~10㎡)
4L(32~40㎡)
8L(64~80㎡)
16L(128~160㎡)
標準塗布面積ならびに塗布量
2回塗りの場合、1Lで約8~10㎡
(1㎡あたり0.07~0.1L)
標準塗布面積ならびに塗布量は、樹種、含水率、経年度合い、塗料の吸い込みやすさ等の要因より異なることがあります。
木の経年状態によっては、上記の塗布量の倍以上使用する場合があります。
乾 燥 時 間(推奨の「2回塗り+ふきとりなし」の乾燥時間の目安)
 1回目塗装 
指触乾燥: 2時間/完全乾燥: 24時間
 2回目塗装 
指触乾燥: 3時間/完全乾燥: 36時間
乾燥時間は、気温20℃、木の含水率20%以下での目安です。塗装回数、樹種や気象条件により乾燥時間が異なります。
既に塗装した箇所へ上塗りの場合、通常よりも乾燥時間がかかります。
臭 気
極めて低臭です。
ご利用される方に安全な製品です。
安 全 性
国土交通省建築指導課による「告示対象外製品=ホルムアルデヒドの放散がほとんど認められない製品」に相当。さらに、「F☆☆☆☆相当」であることを確認済みです。
一般財団法人 日本塗料検査協会 西支部におけるJIS K 5601-4-1:2003「塗料成分試験方法-第4部:塗膜からの放散成分分析-第1節:ホルムアルデヒド 3.デシケータ法による」を実施し、ホルムアルデヒドの放散量が基準値以下であることを確認済みです。
吸湿・放湿による木材変形の測定試験データ ※変形の測定試験は岩手県林業技術センターにて実施しております

この試験は、吸湿・放湿による木材の“反り”の変形を測定した試験データです。本製品を塗装した木材と、無塗装の木材で比較しております。木材は吸湿・放湿により、木の伸縮が起こり、水分の逃げ場がなくなると“反り”の原因となります(湿気の吸湿・放湿のバランスが保てなくなると起きます)。
試験結果より、本製品を塗装した木材は、無塗装の木材と比べて、“反り”を抑制していることが見てとれます。
また、植物性シリカは、抗菌性や防カビ性にも効果があることが認められています。

吸湿・放湿による木材変形試験結果
□試験機関:岩手県林業技術センター □試験方法:収縮率試験、含水率試験
吸湿・放湿による木材変形試験結果
[試験方法]
(1)試験体を以下ステップで調湿。各ステップ終了直後に試験体の重量と寸法を測定することともに、収縮率を算出。
調湿ステップ:20℃・65%RH72時間▶20℃・85%RH72時間▶20℃・40%RH72時間▶20℃・85%RH144時間▶20℃・40%RH144時間
(2)調湿終了後、試験体を103±2℃で乾燥し、全乾重量を測定。各ステップにおける含水率は、全乾重量法により算出。

※この表は長辺収縮率と短辺収縮率のみ掲載しております。
岩手県林業技術センター 試験結果報告書
岩手県林業技術センター 試験結果報告書①
岩手県林業技術センター 試験結果報告書②
※この試験結果は、提出された試料についての試験結果であり、材料あるいは製品全体の品質、性能等を保証するものではありません。
植物性シリカによる抗菌性能試験データ
□試験機関:(財)日本食品分析センター □試験方法:シャーレの中で24時間培養
植物性シリカによる抗菌性能試験データ
植物性シリカによるカビ抵抗性試験(JAS A6909)
□試験機関:(財)建材試験センター
植物性シリカによるカビ抵抗性試験
食品衛生試験 試験結果データ
木守り専科天板仕上げ+反り抑制の食品衛生試験結果データ ▲本製品における食品衛生規格分析試験成績の結果
U-OILカラーの食品衛生規格分析試験成績書 ▲U-OILカラーにおける食品衛生規格分析試験成績の結果
 以下、重要な事項となりますので、必ずお読みください

※1: 本製品は試験結果のとおり、天板の“反り”を抑制する一定の効果があります。しかし、あくまでも一定の抑制効果であり、“反り”を完全に防止するものではありません。予めご了承の上、ご使用ください。

※2: 本製品は天板の両面を全て塗装(2回塗り+ふきとりなし)することで、“反り”を抑制する一定の効果を発揮します。片面のみ塗装を行うと、塗装していない面が吸湿・放湿が促進され、また、ふきとりでの塗装は塗膜が形成されないため、いずれも“反り”を抑制する効果が発揮できません。予めご注意ください。

※3: 本製品の色はクリアのみ、つやが3種類ございます。着色をご希望の際は、当社製品U-OILを塗装し、完全に乾いたことを確認した上で、上塗り塗装を行ってください。
カラー塗りつぶしの上塗り塗装の場合、塗料が浸透しにくく、乾燥に時間がかかる場合があります。予めご注意ください。

※4: 本製品は「艶・半艶・2分艶」の3種類ございますが、塗り重ねていくごとにつや感が増していきます。より高いつや感を求める際は、塗り重ねる回数を増やしてください。

※5: 本製品は厚塗りをすると、天板(木材)の塗装不良や、ひび割れ等を引き起こす可能性があります。そのため、薄塗り塗装を心がけてください。

※6: 木材の種類、経年した木材、塗装済みの木材等、種類や条件によって仕上がりは大きく異なることがあります。予め試し塗りを行い、問題がないか確認した上で、塗装を行ってください。

使用上の注意
  • 湿度が高い、気温が低い、塗布量が多すぎる等の場合、乾燥が遅くなる可能性がございますので、ご注意ください。
  • イペ・ウリン・バツ等の硬質材のような木材に塗布した場合、塗料が浸透しにくいほか、乾燥が遅くなる場合があります。十分にご注意ください。
  • 使用した刷毛、ウェス(布)は水に浸け、水分を含んだ状態で処分してください。(自然発火防止) そのまま処分すると、植物油が酸化重合する際、熱を持ち、自然発火する恐れがあります。取扱いには十分ご注意ください。