杉の赤身材(心材)を1回塗りで白太材(辺材)のように見せる!
杉の赤身材を仕上げ材として利用可能にする問題解決型木部塗料
さらに、「杉の屋外での耐候性」を高めます。
木守り専科「杉の赤身けし」は、これまで構造材や屋外木部に多く利用されてきた赤身材を1回塗りで無垢の白太材のように見せます。
これにより赤身材を仕上げ材として利用することが可能になります。
杉の木には、仕上材に利用される白太材(辺材)、中心部の赤みが強く硬い赤身材(心材)、白太と赤身が混ざった源平材があります。
赤身材は見た目が赤く、カラーとしてはややとげがあるので、仕上材としては敬遠される傾向にあります。
「杉の赤身けし」を塗ることで、杉の赤身材を白太材のように見せることができるほか、屋外での耐候性を高めます。
さらに、経年による杉の灰色化(シルバーグレイ化)も目立ちにくくします。
また、杉以外の樹種にも利用可能です。
● 着色性、再現性 抜群!
通常、杉の赤身材は色が入りにくいと言われますが、「杉の赤身けし」はしっかりと着色します。塗装後は白太材のような仕上がりになります。
また、木材は経年とともに紫外線や腐食の影響で灰色化し、徐々に脆くなっていきますが、「杉の赤身けし」を塗ることで、灰色化してしまった木材でも白太材のように蘇らせることが可能です。
● 3種類のタイプで多様な場面での赤身材の問題を解決します!
「耐候性」は、最長4~8年の色落ちしにくい高い木材保護性能を有します。
耐候性/赤身隠し
屋内・屋外共用~屋外専用 木部用
HARD
精選亜麻仁油、紅花油、顔料、無鉛乾燥剤
SUPER HARD
精選亜麻仁油、紅花油、顔料、木材保護剤、UVカット剤、無鉛乾燥剤
WOOD PROTECT
精選亜麻仁油、紅花油、顔料、フッ素樹脂、木材保護剤、高UVカット剤、無鉛乾燥剤
・1L(15~20㎡)
・4L(60~80㎡)
・8L(120~160㎡)
・16L(240~320㎡)
1回塗りの場合、1Lで約15~20㎡
(1㎡あたり0.05~0.07L)
標準塗布面積ならびに塗布量は、樹種、含水率、経年度合い、塗料の吸い込みやすさ等の要因より異なることがあります。
「ふきとり」での塗装
指触乾燥: 1時間/完全乾燥: 12時間
「塗りっぱなし」での塗装
指触乾燥: 2時間/完全乾燥: 24時間
乾燥時間は、気温20℃、木の含水率20%以下での目安です。塗装回数、樹種や気象条件により乾燥時間が異なります。
低臭です。
ご利用される方に安全な製品です。
国土交通省建築指導課による「告示対象外製品=ホルムアルデヒドの放散がほとんど認められない製品」に相当。さらに、「F☆☆☆☆相当」であることを確認済みです。
一般財団法人 日本塗料検査協会 西支部におけるJIS K 5601-4-1:2003「塗料成分試験方法-第4部:塗膜からの放散成分分析-第1節:ホルムアルデヒド 3.デシケータ法による」を実施し、ホルムアルデヒドの放散量が基準値以下であることを確認済みです。
※1: 杉の赤身けし「HARD」は、屋内・屋外共用で使用できますが、木材保護成分(防蟻防虫、防腐、防カビ、UVカット)は入っておりません。屋内でも常時湿気が溜まりやすい場所、虫が寄り付きやすい場所等、木材保護成分が必要な場合は「SUPER HARD」を推奨します。
※2: 屋外専用の「WOOD PROTECT」は「SUPER HARD」に比べると、フッ素樹脂や高UVカット剤が配合されていることで、最長8年の耐候性を有しておりますが、塗料の臭気がやや強いため、施工の際はご注意ください。
※3: 杉の赤身材の赤みがかなり強い場合は、「1回塗り+ふきとり」では赤みをカバーしきれない場合があります。その際は、塗装回数を増やす、もしくは「ふきとりなし」での塗装を推奨します。
※4: 経年度合いが進行していると、木の導管がかなり広がっている影響で、「2回塗装+ふきとりなし」では赤みをカバーしきれない場合があります。その際は、白太材のように仕上がるまで、「ふきとりなし」での塗装を3~4回以上行ってください。
- 湿度が高い、気温が低い、塗布量が多すぎる等の場合、乾燥が遅くなる可能性がございますので、ご注意ください。
- イペ・ウリン等の硬質材のような木材に塗布した場合、塗料が浸透しにくいほか、乾燥が遅くなる場合があります。十分にご注意ください。
- 使用した刷毛、ウェス(布)は水に浸け、水分を含んだ状態で処分してください。(自然発火防止)
そのまま処分すると、植物油が酸化重合する際、熱を持ち、自然発火する恐れがあります。取扱いには十分ご注意ください。